越谷地区安全運転管理者協会主催による事業主研修会に出席をして、交通事故の実態及び安全運転の心得を勉強してきました。
誰しもが交通事故はしたくないと思っていますが、統計上は100万キkm当たり1件の人身交通事故が発生しており、その原因はスピードの出し過ぎによるものが多いとの事です。
ここでスピードの出し過ぎについてでありますが、20キロ以上の超過の著しい速度超過による死亡事故は10%余りしかなく、人身事故の90%以上は規制速度以内で発生をしており、多くのドライバーが安全速度と認識している速度で走行中に発生しいている実態がある様です。
つまり、安全速度はその場の交通状況との関係により変化し、どんなスピードでも安全確認を怠れば危険であり、間違った安全速度の認識を改めることが必要であります。
また、人身事故の約3割は追突事故であります。この危険を回避するためには、安全車間距離保持「0102(ゼロイチゼロニ)」運動(車間距離2秒以上確保)が有効とされています。
「0102(ゼロイチゼロニ)」運動(2秒の測り方)
前車が目標物(電柱等)にさしかかった時に「ゼロイチゼロニ」と数え始め、「ニ」の時に自車が同じ目標物(電柱等)の位置にあれば、車間距離2秒となります。
皆さまも安全運転を心がけましょう。